十和田ホテル ホーム お問い合せ リンク プライバシーポリシー
十和田"私小説" 十和田の一日 十和田散策マップ 十和田ホテルの歴史 十和田徒然日記
客室・施設のご案内 十和田ホテルへの道 十和田百景 ホーム

十和田"私小説" 春の章 夏の章 秋

まぶしい、うれしい、夏色の休日。   十和田への旅をすすめてくれたのは、彼のお父さん。
ご夫婦で泊まった宿が、いたくお気に召した様子で、楽しそうに想い出を語ってくれた。
お互いの時間をやりくりして、ささやかなバカンスを手にいれた私たちは、湖の見えるその宿に予約を入れた。
宿へと向かう車中からずっと、私は十和田の夏にとりつかれていた。
ひかり、ひかり、まぶしい青と緑。
息を吸いこむたびに、カラダじゅう夏色に染まっていく。
私たちを迎えてくれたフロントマンは、彼の両親のことを覚えていて、今度は皆様でいらっしゃってくださいね、と微笑む。
午後の光が揺れる部屋でお茶を飲みながら、私はもう、すっかりこのホテルのファンになっていた。
あたたかい木の色も、ちいさな図書館も、ふたりの時間を優しく包んでくれる。
 

   

素敵な度のはじまり。

夕食後のラウンジでふたり、素敵な旅のはじまりに乾杯。 静かな酔いのなかで、こころがゆっくりほどけてゆく。 かわす言葉と一緒に、あたたかい想いもひらひら積もってく。 夏の夜のふたりの胸に。
 

 

あおい空。しろい雲。

たくさんの夏の光に祝福されて、湖畔に遊ぶ。
緑の色と匂いをほんのりと乗せて、風が水面を通り過ぎる。
私たちは裸足になった、さんざん水辺でじゃれあい、草の上に腰をおろして空を見た。
空はどこまでも青くて、遠くにまっすぐ白い飛行機雲がみえた。
あなたは、そんな青い夏の空から生まれたような笑顔で、私を見てる。まぶしい、うれしい、夏色の休日。

ゆうべ

お風呂で同じ星を見てたよね、と私が言う。
ずっと同じ星を見ていたいね、とあなたは答える。
誓い、というには大袈裟だけど、ふたりの心に生まれたおだやかな約束。
野花で作ったちいさなリングを、あなたは私の指にそっとはめてくれる。
その優しい夢を、私はきゅっと握りかえした。
 



 

▲このページのトップに戻る
 
Copyright (C) TOWADA-HOTEL All right reserved.